2018年12月中旬のとある総合病院・・・
人間ドックで便潜血2回陽性が判明した翌日に、速攻で内視鏡検査を 予約。全部便を出し切った後、大腸内視鏡検査を受けに病院に行った1日を振り返ってみた。もうすぐ5年経つのにこれまたよ~く覚えている。いくらでも書ける。
1.病院に行くまで●を出し切る
2.大腸内視鏡の検査
3.あっさり癌を告知される
ではいくよ~。
1.病院に行くまで●を出し切る
経験のある方はわかる~と思っていただけると思うのですけど、大腸内視鏡検査って、病院に行くまでのプロセスが結構キツイのですよ。
たくさん液体を家(場合によっては病院)で飲む→お手洗いの繰り返し。これを楽にするためにも、前々日から繊維質の多いものは避けてました。
大変な検査なので、働いている方は有休をとる必要があるので、余計、便潜血が陽性でも、行くのが億劫になっちゃうなと思いました。
でもね、便潜血が陽性になった方、絶対に行ってくださいね。
しつこいけどお願い。
2.大腸内視鏡の検査
いざ病院で検査!
麻酔をしていただくので、検査中はまーったく痛くもなんともないです。ただ、麻酔が効いてくるまでは、横たわりながら、ドキドキしていたのを覚えています。検査には20分もかからないけど、終わってから完全に意識が戻るまで30分以上は横になっていたと思います。
私が通っている病院はマッサージ椅子みたいなところで横たわりながら、ぼーっとしてました。
ぼーっとしながらも、何もないといいな、何もないといいな、とひたすら願ってました・・・・。
3.あっさり癌を告知される
意識がすっかり戻り、待合室で名前が呼ばれるのを待ってました。ドキドキが止まらなかった。
名前が呼ばれたのは結構遅かったように思う。いや、遅く感じただけかもしれない。自分の名前を呼ばれて部屋に入ると、そこには消火器センターのセンター長さん(つまり一番偉い方)がおられました。(偉い方だったというのは後で判明)
画像を見ながら丁寧な説明が始まりました。が途中で先生の説明が止まって・・・・
先生:『ここにね。。良くない形の腫瘍があるんですよ。ほら、ここに。』
心臓バクバクの私。震える声で、せいいっぱい
私:『癌なんですか。。。。』
先生:『生体検査をしますが・・この形だと、・・・癌ですね。』 (あっさり)
がーーーーーーーーーーーーーーん(こんな軽い感じではなかったけど)
覚悟していたのですが、次の言葉が出ず、画像をじっと見ていたら、自然と涙がこぼれていました。
先生が気の毒そうに私を見ながら、
先生:『大丈夫?』
私:『は、はい。。。私・・・・、し、死ぬんですか。』
(多分こう言ったと記憶してます。)
先生:『リンパが腫れていないから、この段階で見つかって良かったと思ってください。』
この言葉を聞いて、ほんの少し冷静を取り戻して、そのあと、先生と手術の日程について会話してました。セカンドオピニオンどうする?とかも。
私は、家族にどう言おうというのが、頭をグルグルしてました。
あれから、5年近く経つのだけど、あの時、先生と向き合って、画像を見ながら会話したあの10分足らずの時間を本当によく覚えています。 先生の気の毒そうな表情もよく覚えています。
なぜか、病院から家への帰り道は、全く覚えてません。。。ひたすら、家族にどう言おう、どう言おうとばかり考えながら歩いていたような・・。
今無事に生きてますが、元気に生きてるって本当に尊いですね。。
本当にありがたい。。。
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